こんにちは。こまらん塾代表のやまもとです。
今回は、「成成明学レベル」についてのお話です。
ひょっとしたら、大学受験時に関東圏にいないと、なかなか耳慣れない大学群かもしれませんね。
「成成明学」というのは、
・成城大学
・成蹊大学
・明治学院大学
を指します。
そこに
・獨協大学
・國學院大学
・武蔵大学
を加えて、
「成成明学獨國武」と表現することもあります。
レベルでいうと偏差値55~60程度で、
日東駒専とMARCHの間くらいといえるでしょう。
私が参考書研究をしていて面白いなぁと思うのが、
「日東駒専レベル」や「MARCHレベル」といった表記はあるのに、
「成成明学レベル」と書かれた参考書はほとんど見たことがないのです。
(唯一見たことがあるものは後述します)
この理由として考えられるのは、
MARCHレベルまで学習すれば成成明学レベルを十分に達成できるから、
ということです。
わざわざ新たな段階を1段階設けるくらいなら、
MARCHレベルまで勉強してくれれば間違いないよね、ということなんでしょう。
しかし私は、
「日東駒専レベル」や「MARCHレベル」と書かれている参考書でも、
実際に研究してみると「成成明学レベル」では?と思うことがあります。
具体例を挙げると、東進ブックスから発売されている「英語長文レベル別問題集5」が該当します。
※問題集にはMARCHレベルと書かれている。
ちなみに私が100冊以上の英語参考書を研究した中で、
唯一「成成明学レベル」と表記していたのは、「英語長文ポラリス1」です。
参考書・問題集選びというのは、
「表記と実際の内容のレベル感のズレ」があることも少なくないので、
使用する際には注意したいところです。
英語の参考書選びで困ったときは、こまらん塾の無料相談へ。
それでは。
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